Ubuntu 18.04 bionicにOpenJDK 11をインストールする

2018/12/27現在、Ubuntu 18.04でaptでOpenJDKをインストールするとjdk10がインストールされるようになっています。1

いろいろと対処法はあるようなのですが、せっかくなので本家のOpenJDKを落として手動でインストールしとこうということで、その手順を残しておきます。

手順

OpenJDKのダウンロードサイトに行って、ビルド済みのアーカイブを取得するためのURLを確認します。

Ubuntu 18.04の場合は、Linux/x64のURLを確認して適当に控えて置きます。

以下、順次以下のコマンドを実行します。URLやファイル名などは本稿執筆時点のものなので、作業を行う時点のものを確認して適宜置き換えてください。

アーカイブのダウンロード

wget https://downlo8ad.java.net/java/GA/jdk11/13/GPL/openjdk-11.0.1_linux-x64_bin.tar.gz -O ./openjdk-11.0.1_linux-x64_bin.tar.gz

解凍

sudo mkdir /usr/lib/jvm
sudo tar xfvz ./openjdk-11.0.1_linux-x64_bin.tar.gz --directory /usr/lib/jvm

お掃除

rm openjdk-11.0.1_linux-x64_bin.tar.gz

コマンドにシンボリックリンクを貼っておく

javajavacくらいはやっておくと便利かと。

sudo ln -s /usr/lib/jvm/jdk-11.0.1/bin/java /usr/bin/java
sudo ln -s /usr/lib/jvm/jdk-11.0.1/bin/javac /usr/bin/javac

動作確認

こんな結果になればおk

java -version
openjdk version "11.0.1" 2018-10-16
OpenJDK Runtime Environment 18.9 (build 11.0.1+13)
OpenJDK 64-Bit Server VM 18.9 (build 11.0.1+13, mixed mode)

以上です。