Oracle Stream Explorer サーバーのインストール手順
Oracle Stream Explorerは、Oracle社が提供しているCEP(Complex Event Processing)製品です。
今回は、Windows 環境に、Stream Explorer サーバーをインストールする手順を紹介します。
インストール手順
0. JDKをインストールする
JDKをおなじみの手順でインストールしますが、インストール先のディレクトリのパスにスペースが含まれると、パッチ適用でエラーになってしまいます^^;
標準のインストール先ですと"Program Files"フォルダにスペースが入ってしまうので、インストール先を変更して、入れておく必要があります。
本記事では、JDKのインストール先を"%JAVA_HOME%"と記述します。
1. インストーラとパッチをダウンロードする
ダウンロードサイトはこちら
- Stream Explorer 12.1.3 Runtime(本体)
- ofm_sx_generic_12.1.3.0.1_disk1_1of2.zip
- Stream Explorer 12.1.3 User Experience(パッチ)
- ofm_sx_generic_12.1.3.0.1_disk1_2of2.zip
ダウンロードしたzipファイルは解凍しておきます。以下、本体、パッチのzipを解凍してできたフォルダのパスを、それぞれ"%INSTALLER_HOME%"、"%PTACH_HOME%"と記します。
2. 本体をインストールする
2-1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する
[スタート] > [アクセサリ] の順に選択し、[コマンド プロンプト] を右クリックします。展開したコンテキストメニューで、[管理者として実行] を選択してください。
2-2. インストールを実行する
2-1. で起動したコマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行します。
> %JAVA_HOME%\bin\java.exe -jar %INSTALLER_HOME%\fmw_12.1.3.0.0_oep.jar
あとは、インストールウィザートにしたがって、インストールを進めてください。
途中、ORACLE_HOME(インストール先となるフォルダ)のパスを聞かれますが、以降このパスを "%ORACLE_HOME%"と記述します。
3. パッチを適用する
3-1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する
2-1. と手順は同じです。
3-2. インストールを実行する
3-1. で起動したコマンドプロンプトで、以下のコマンドを順次実行します。
> cd %PATCH_HOME%\ofm_sx_generic_12.1.3.0.1_disk1_2of2\20636710
> %ORACLE_HOME%\OPatch\opatch.bat apply -jre %JAVA_HOME%\jre
以下のようなメッセージが表示されるので、"y"をタイプしてリターン
ローカル・システムにパッチを適用する準備ができましたか。[y|n]
最後に"OPatch succeeded."と表示されれば、パッチ適用は完了です。
Oracle Stream Explorer サーバーのインストール手順は以上です。